滞納が続くと日本セーフティーからの督促電話の頻度は増していきます。
「朝から晩まで電話が鳴り続ける」「毎日のように来訪される」といった状況になると、精神的に追い詰められてしまいますよね。

まず大前提として、連絡自体を断つことはできません。
こちらに支払い義務がある以上、督促行為そのものは正当とみなされます。
しかし、だからといって無制限に何でも許されるわけでもありません。
常識的な範囲を超える頻度や方法での督促は、場合によっては「執拗すぎる取り立て」として問題視される可能性もあります。

例えば「職場で出られないので、平日は夜6~9時の間にお願いします」「毎日何度もお電話いただいて恐縮ですが、支払い計画はお伝えした通りなので1日1回でご容赦願えませんか」といった具合です。
もちろん必ず聞き入れてもらえるとは限りませんが、相談してみる価値はあります。
特にこちらが誠実に対応しているのに過剰に感じる場合は、冷静にお願いすれば相手も配慮してくれることがあります。
それでも改善されない、あるいは担当者が明らかに感情的で威圧的な場合は、一人で抱え込まず第三者に相談しましょう。
家族や友人に間に入ってもらう、地元の消費生活センターに「取り立てがひどい」と相談する、法テラスや弁護士に電話してみる等です。
弁護士に依頼すれば督促の一時停止(債務整理手続きに入るなど)も可能ですし、相談した事実を保証会社に伝えれば態度が軟化することもあります。
ただし、あくまで基本は自分が悪い立場であることは忘れずに。
しつこいからと言ってキレ返したり音信不通になると逆効果です。
深呼吸して、毅然としかし下手に出て対応しましょう。
「何度もすみません、承知しています。ただ勤務中は難しいので…」といった柔らかいお願い方が理想です。
