日本セーフティーから「最終通告」と題した手紙や書面が届いた場合、それは文字通り最後の警告です。
多くの場合、内容証明郵便で「○月○日までに◯◯円を支払わなければ契約解除及び法的手続きをとります」といった通知が来ます。
この期限までに何もしなければ、本当に契約解除→訴訟提起と進んでしまいます。
最終通告を受け取ったら、まず記載された期限と支払金額を確認しましょう。
期限内に全額を準備できるのであれば、急いで用立てて支払い、保証会社に確認の電話を入れてください。
期限までに支払えばギリギリセーフで、契約解除を回避できる可能性があります。
振込先や問い合わせ先も書かれているはずなので、その指示に従いましょう。
問題は、期限までにどうしても支払えない場合です。
この場合、黙って無視するのは最悪の状況を招いてしまいます。
すぐに日本セーフティーの担当部署に電話し、事情を説明して下さい。
「最終通告を受け取りましたが、◯日までに全額用意するのが難しい状況です。◯円なら用意できますので待っていただけませんか？」など、具体的なお願いをします。
かなり厳しい状況ではありますが、ここで連絡すれば相手も「支払う意思はあるのだな」と感じ、場合によっては分割払いの和解や期限延長を検討してくれるかもしれません。
もちろん保証はできませんが、何もせず訴訟に移行されるより可能性に賭けるべきです。
また、この段階で専門家（弁護士や司法書士）に相談するのも有効です。
最終通告書を持って法律相談に行けば、債務整理や自己破産も含めた選択肢を提示してもらえます。
裁判になればより不利になるだけなので、その前にできることは全てやりましょう。
要するに、「最終通告」が来た時点で猶予は僅かです。
期限内の支払いがベスト、無理でも「即連絡・謝罪・交渉」が次善策です。
ここで動かなければ本当に取り返しがつかなくなります。
「最終」と書かれていることの重みを受け止め、最後のチャンスと捉えて行動してください。